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2014年03月02日

雪中キャンプ 真湯温泉付近 20140301

2月、雪が凄くて、キャンプどころではありませんでした。
行きたくとも行けないフラストレーションを開放すべく、仲間たちと再び真湯温泉付近へ野宿しに行きました。


2014年3月1日 岩手県一関 真湯温泉付近

今年は仙台でも雪が凄かった。
2週間連続で、30cmの雪が積もった。
山では雪を見ると気分が盛り上がってくるが、平地での雪なんか、これっぽっちも見たくない。
オマエの所為でキャンプにいけなかったんだよ、バカヤロウ。

今回のキャンプは、2月の雪で延期になったものの振り替えキャンプだ。
あぁ、山の雪の様子はどうだろうか。

  この時の私の主な装備(赤文字が前回から装備強化したもの)
種別
内容
服装 厚手のニット帽、フリースのインナー、パタゴニアの防寒着、ブレスサーモウールヘビーウェイトアンダーウェア上下、裏地がフリースのパンツ、ナンガのダウンパンツ、モンベルアルパイングローブ、インナー用手袋、メリノウールの厚手の靴下、ソレルの防寒ブーツ
テント アライテント エアライズ1、アライテント ビバークタープM
マット サーマレスト リッジレスト ソーライト レギュラー
シュラフ モンベル スパイラルダウンハガー #0、イスカ ゴアテックスシュラフカバーウルトラライト ワイド、やかん水筒(湯たんぽ)
クッカー類 コッヘル、ストーブ、ガス、スポーク、プリムス2245ランタン
焚き火 スノーピーク 焚き火台S、耐火グローブ、薪、炭、岩塩プレート、黒じょか
遊び 天体望遠鏡 ビクセン ミニポルタA70Lf、ラジオ

何かこう、今回の私はネジが3本くらい抜けていた。
何と雪山での命綱であるマット、リッジレストを忘れた。
現地でリッジレストを忘れた事に気づいた時は、血の気が引いた。雪の上で、寝なければならないのだと。
しかし、とても幸運な事に、仲間が予備を持ってきており、銀マットを借りることが出来、事なきを得た。
更に、夜の楽しみである、燗酒用の黒じょかも忘れた。
黒じょかも、結果オーライではあるが、今回の日本酒は大吟醸だったので、燗をつけるのは、もってのほかだった。



さて、現地に到着すると、積雪量は前回と同じ150cm程度だが、かなり融け始まっていて、ふわふわという雪ではなくなっていた。
それもそうだ。もう春が近いのだ。

ザラメの様な雪を踏みながら、幕営ポイントを吟味する。
前回と同じ場所ではなく、真湯温泉センターの近くに陣取る事とした。
雪中キャンプ 真湯温泉付近 20140301

真湯温泉センターに、近くでテントを張らせて貰う事を、仲間が了解を得に行った。
真湯温泉センターの方は、「この前、路肩に車を止めてキャンプしている人がいて、除雪車の邪魔になりそうな事があって注意した事があります。そういう事をしなければいいですよ。」との事だという。
「えぇ!?そんな事があったのですか。酷い人も居るものですね。私達は大丈夫です。」と言い、許可を得た。
ごめんなさい。それ、間違いないく私達の事です。
実は前回、道路の脇に車を駐車してキャンプしていた所、除雪車が除雪出来なくなるから、車を移動するよう注意を受けていたのだ。
真湯温泉センターの方、ゴメンナサイ。

了解を得た所で、本陣の東屋に荷物を運び込む。
雪の重みの為だろうか、つっかえ棒のような形で、補強がされている。まぁ、大丈夫だろう。
雪中キャンプ 真湯温泉付近 20140301

さぁ、テントを張ろう。
いつもの通り、雪を踏み固めて、設営場所を作るが、雪が硬い。踏むとザクザクという感触なのだ。
融けかかって固まってを繰り返して、ザラメのようになっている。
ペグを打つと、ふわふわの雪の時はグムッとした手ごたえがあったが、この雪は水っぽい為か、ヌルっとした感触で入っていく。
当然ながらペグは抜けやすい。ヌルっと抜けやすいので、ペグの上をザラザラの雪で固める。
そうか。早々春の雪中キャンプは、ペグダウンする際のロープのテンションをどう保つかも大切なのだ。
雪中キャンプ 真湯温泉付近 20140301
雪中キャンプ 真湯温泉付近 20140301

今回は、山岳テントそろい踏みだった。
まずはMSRのフューリー。
カッコ良くて、ぐうの音も出ない。
雪中キャンプ 真湯温泉付近 20140301

次にモンベルのステラリッジ2型。
2型は広くて羨ましい。今回、初使用との事だった。張りなれていない様子が初々しい。
雪中キャンプ 真湯温泉付近 20140301

そして、アライテントのエアライズ1。
情けない事に、左脇のペグがヌルっと抜けている。
雪中キャンプ 真湯温泉付近 20140301

そうだ。今回は星を見るのだった。
天体望遠鏡もセットする。夜が来る前に、ファインダー合わせをしておく。
雪中キャンプ 真湯温泉付近 20140301

温泉に浸かり、各自、1時間程昼寝をした。
目覚めもさわやか。
日々のストレスが湯に流れ出て、テントの下にある雪から、清浄な何かが体に染み込んでいくからだ。


宴を始めよう。
このホルモンが美味かった。
色々な部位が入っていて、味や食感の違いも楽しい。
これは、「初音」という、登米市石越にある焼肉屋の持ち帰り用のホルモンなのだという。
鉄板にタマネギとホルモンを載せ、水分が無くなるまで、じっくりと蒸し焼きにしてから食べるのが一番おいしい食べ方らしい。
初音と言えばミクだが、登米市民にとって、初音と言えばホルモンなのだという。(本当か?)
http://tabelog.com/miyagi/A0403/A040303/4004310/
雪中キャンプ 真湯温泉付近 20140301

夜になっても寒さは大した事はなく、常にプラスの気温だった。
もっと寒い方が楽しいのにね、などと大口を叩く。
雪中キャンプ 真湯温泉付近 20140301


プリムスの2245。
コイツには言いたい事がある。
光が弱すぎる。100W程度などというのは大嘘だ。いい所、20W程度だ。
購入して1回使用して、あまりにも酷いので、不良品かと思い、購入店を通じてプリムスに点検して貰った所、間違いなく正常だという。
つまり、この20W程度の光量がコイツの実力なのである。
この20Wというのは、私だけの主観的なものではなく、複数人からランタンとして弱すぎる光だと評価されたものなのだ。
ダイソーの100円のLEDテーブルランタンの光とトントンだ。
オマエなんか、トイレの明かりですら力不足だ。
吟味して買ったつもりだったが、プリムスの2245、オマエにはガッカリだ。
時には批判的なアイテムレビューも必要ではないだろうか。私がやるしかないか。
雪中キャンプ 真湯温泉付近 20140301


酒を飲み、語らっていると、かかっていた雲が一時的に失せ、星が見えてきた。
この日は、新月で月もなく、心なしか星の粒が大きく見えた。
忘れ物などのアクシデントはあったが、やはり、キャンプは楽しい。
雪中キャンプ 真湯温泉付近 20140301
   ↑私




3月1日~3月2日学んだ事:
   ・忘れ物に気をつけろ





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