2014年07月16日
レビュー:ダグ スキットル 6oz
ダグ(DUG)のスキットル6oz(オンス)をレビューします。
スキットルとは、酒を携帯する為の小さな水筒の事です。フラスコと呼ばれたりもします。
中へは、主にアルコール度数の高い、スピリッツを入れます。
購入経緯です。
約6年前、渓流釣りを始めた頃、大自然の中でスキットルに入ったウイスキーをグイッとやってみたいと思っていました。
私のスキットルのイメージはこうです。
アメリカ西部の砂漠の中、夜一人焚き火をし、その揺れる火を眺めながら、スキットルをグイとやって、奥歯を噛み締めるような表情をする、そんなイメージ。
スキットルは自然の中が似合うアイテムだと思います。私は、アメリカ西部には行けないけれど、それでも渓流の美しい水を眺めながら、スキットルをグイとやってみたかったのです。
スキットルをおもむろに取り出し、グイとやる姿も、実に野生な雰囲気があっていいと思ったのです。
とにかく、スキットルでグイとやってみたかったのです。そうです。私は形から入る人間なのです。
しかし、それをやってみたいという漠然とした思いはあったものの、そのグイとやる為の道具がスキットルという名前である事すら知りませんでした。
たまたま入ったアウトドアショップに、それが陳列されているのを発見しました。箱にはSKITTLEと書いてあり、ようやくこれが、スキットルという道具なのだと知りました。
自分の欲しかったそれは、たったの2000円でした。それがダグのスキットル6ozでした。
当然、衝動買いしました。
今でこそ、アウトドアの道具は、事前にネットで下調べして、評判や使い心地を確認した上で購入するようになりましたが、当時はふらっと店に入って、その場で決断して買っていたようです。
家に帰って、ウイスキーを注いでみると、思ったより中に入る事に驚きました。そして、注ぎ終わり、グイとやってみました。家の中で飲む、いつものウイスキーの味でした。当然、味が変わる訳はないのです。
自然の中でグイとやりたいと思ってはいましたが、渓流釣りに出掛けるという事は、車に乗っていく訳ですから、渓流で飲んで帰ったら飲酒運転になります。釣行時には携行はしていましたが、実は、一度も渓流でグイとやった事はなかったのです。
それからしばらく経ち、ソロキャンプをするようになり、泊まりで自然の中に入っていけるようになりました。
自分で集めた薪に火をおこし、その焚き火を見つめ、グイとやりました。
美味い。美味い気になれる。
スキットルは、酒の携行にも便利な事もありますが、雰囲気を味わうには、とてもいい道具です。
さて、そのダグのスキットル6ozについて見て行きます。
このスキットル6ozは、手の平サイズで、サイズ感が実に丁度良いです。8ozのサイズもありますが、8ozではかなり大きく感じましたので、この6ozが丁度いいサイズではないかと思います。
6ozというのは、約180ml入ります。ウイスキーが180mlだと、結構なアルコール量ですので、量としても少なすぎず丁度いいサイズなのです。
ステンレス製の為、手に持つと、ややズッシリとした手ごたえがあります。その重さが、このスキットルが丈夫である事を証明してくれています。多少乱暴に扱ってもビクともしません。
そして、ステンレス製は、中身の酒に味の変化があるという事を書いてあるのを見かけますが、変化が気になる事は、まずないと思います。自然の中にあって、微妙な味についてどうこう言うのはナンセンスです。美しい自然を感じながら、お酒を楽しめれば、それ以上の味わいは他にないからです。
キャップを回転させて外しても、キャップが本体に連結されており、キャップが転がってどこかに行ってしまう、という事がないのが嬉しい作りです。
飲み口は小さいですが、グイとやった時に中身がドバッと出てしまわず、濃い酒を適量ずつ口に含む事が出来ます。これが実にいいバランスなのです。
ただ、口が小さいという事は、酒を注ぐのが大変です。じょうごがあれば便利だと思います。勿論、じょうごが無くても注げますし、私もじょうごなしで使っています。
キャップを締めると、結構ギチッとはまってくれます。
力任せにキツく閉めないようにしましょう。キツくしめなくとも、中身が漏れる事はありません。
スキットルと言えば、このやや湾曲した形が、一つの特徴です。
お尻のポケットに入れた時に、丁度いい角度になっているのです。ヒップフラスコと呼ばれる所以でもあります。また、そのポケットに入れておく事で、中の酒が人肌に温まるというのも、一つの機能と言えるでしょう。
衝動買いという購入経緯もあって、この道具に対しての思い入れがあった訳ではありませんが、これと一緒にキャンプを過ごすにあたって、今では強い愛着感が湧いてきました。
現代社会において、スキットルというのは、道具の中でも嗜好品的な要素の強いものなので、買おうと思うと、結構良い値段がします。材質もチタンだとかスズだとか、凝ってしまうと限りがありません。
他のキャンプ道具にも言える事ですが、いい道具を買ってしまうと、その道具をラフに扱うのは勇気がいります。このダグのスキットルは、2000円という値段もあって、その道具が本来備えている頑丈さを信頼してガシガシ使う事が出来ています。
このダグのスキットルは、スキットルとしての機能だけ見れば、劣る点は特に見当たりません。丈夫で、作りもシンプルで、機能的です。
キャンプの夜のお供にいかがでしょうか。オススメです。
DUG(ダグ) スキットル6OZ
スキットルとは、酒を携帯する為の小さな水筒の事です。フラスコと呼ばれたりもします。
中へは、主にアルコール度数の高い、スピリッツを入れます。
購入経緯です。
約6年前、渓流釣りを始めた頃、大自然の中でスキットルに入ったウイスキーをグイッとやってみたいと思っていました。
私のスキットルのイメージはこうです。
アメリカ西部の砂漠の中、夜一人焚き火をし、その揺れる火を眺めながら、スキットルをグイとやって、奥歯を噛み締めるような表情をする、そんなイメージ。
スキットルは自然の中が似合うアイテムだと思います。私は、アメリカ西部には行けないけれど、それでも渓流の美しい水を眺めながら、スキットルをグイとやってみたかったのです。
スキットルをおもむろに取り出し、グイとやる姿も、実に野生な雰囲気があっていいと思ったのです。
とにかく、スキットルでグイとやってみたかったのです。そうです。私は形から入る人間なのです。
しかし、それをやってみたいという漠然とした思いはあったものの、そのグイとやる為の道具がスキットルという名前である事すら知りませんでした。
たまたま入ったアウトドアショップに、それが陳列されているのを発見しました。箱にはSKITTLEと書いてあり、ようやくこれが、スキットルという道具なのだと知りました。
自分の欲しかったそれは、たったの2000円でした。それがダグのスキットル6ozでした。
当然、衝動買いしました。
今でこそ、アウトドアの道具は、事前にネットで下調べして、評判や使い心地を確認した上で購入するようになりましたが、当時はふらっと店に入って、その場で決断して買っていたようです。
家に帰って、ウイスキーを注いでみると、思ったより中に入る事に驚きました。そして、注ぎ終わり、グイとやってみました。家の中で飲む、いつものウイスキーの味でした。当然、味が変わる訳はないのです。
自然の中でグイとやりたいと思ってはいましたが、渓流釣りに出掛けるという事は、車に乗っていく訳ですから、渓流で飲んで帰ったら飲酒運転になります。釣行時には携行はしていましたが、実は、一度も渓流でグイとやった事はなかったのです。
それからしばらく経ち、ソロキャンプをするようになり、泊まりで自然の中に入っていけるようになりました。
自分で集めた薪に火をおこし、その焚き火を見つめ、グイとやりました。
美味い。美味い気になれる。
スキットルは、酒の携行にも便利な事もありますが、雰囲気を味わうには、とてもいい道具です。
さて、そのダグのスキットル6ozについて見て行きます。
このスキットル6ozは、手の平サイズで、サイズ感が実に丁度良いです。8ozのサイズもありますが、8ozではかなり大きく感じましたので、この6ozが丁度いいサイズではないかと思います。
6ozというのは、約180ml入ります。ウイスキーが180mlだと、結構なアルコール量ですので、量としても少なすぎず丁度いいサイズなのです。
ステンレス製の為、手に持つと、ややズッシリとした手ごたえがあります。その重さが、このスキットルが丈夫である事を証明してくれています。多少乱暴に扱ってもビクともしません。
そして、ステンレス製は、中身の酒に味の変化があるという事を書いてあるのを見かけますが、変化が気になる事は、まずないと思います。自然の中にあって、微妙な味についてどうこう言うのはナンセンスです。美しい自然を感じながら、お酒を楽しめれば、それ以上の味わいは他にないからです。
キャップを回転させて外しても、キャップが本体に連結されており、キャップが転がってどこかに行ってしまう、という事がないのが嬉しい作りです。
飲み口は小さいですが、グイとやった時に中身がドバッと出てしまわず、濃い酒を適量ずつ口に含む事が出来ます。これが実にいいバランスなのです。
ただ、口が小さいという事は、酒を注ぐのが大変です。じょうごがあれば便利だと思います。勿論、じょうごが無くても注げますし、私もじょうごなしで使っています。
キャップを締めると、結構ギチッとはまってくれます。
力任せにキツく閉めないようにしましょう。キツくしめなくとも、中身が漏れる事はありません。
スキットルと言えば、このやや湾曲した形が、一つの特徴です。
お尻のポケットに入れた時に、丁度いい角度になっているのです。ヒップフラスコと呼ばれる所以でもあります。また、そのポケットに入れておく事で、中の酒が人肌に温まるというのも、一つの機能と言えるでしょう。
衝動買いという購入経緯もあって、この道具に対しての思い入れがあった訳ではありませんが、これと一緒にキャンプを過ごすにあたって、今では強い愛着感が湧いてきました。
現代社会において、スキットルというのは、道具の中でも嗜好品的な要素の強いものなので、買おうと思うと、結構良い値段がします。材質もチタンだとかスズだとか、凝ってしまうと限りがありません。
他のキャンプ道具にも言える事ですが、いい道具を買ってしまうと、その道具をラフに扱うのは勇気がいります。このダグのスキットルは、2000円という値段もあって、その道具が本来備えている頑丈さを信頼してガシガシ使う事が出来ています。
このダグのスキットルは、スキットルとしての機能だけ見れば、劣る点は特に見当たりません。丈夫で、作りもシンプルで、機能的です。
キャンプの夜のお供にいかがでしょうか。オススメです。
DUG(ダグ) スキットル6OZ
Posted by at 00:05│Comments(2)
│レビュー
この記事へのコメント
こんにちは。
スキットル、私も憧れてますが、なかなか購入機会がないです…。
確かにステンレスは味が変わるので、チタンがいいと言われたりしますよね。
気になっているのが、これって中は洗えないんですよね?
濯ぐだけ??
スキットル、私も憧れてますが、なかなか購入機会がないです…。
確かにステンレスは味が変わるので、チタンがいいと言われたりしますよね。
気になっているのが、これって中は洗えないんですよね?
濯ぐだけ??
Posted by r_island at 2014年07月18日 08:34
r_islandさん。こんにちは。
2000円なので、買っちゃった方がいいですよ~。
私の舌の問題かも知れませんが、味もあまり変わったように感じません。
中は洗えないです。濯ぐだけです。
元々、中に入れるものがアルコールなので、雑菌が繁殖する事はないでしょうが、お酒の種類を色々変えたい場合なら、香りの問題はあるかも知れません。
(どのスキットルでもそうでしょうけれど)
2000円なので、買っちゃった方がいいですよ~。
私の舌の問題かも知れませんが、味もあまり変わったように感じません。
中は洗えないです。濯ぐだけです。
元々、中に入れるものがアルコールなので、雑菌が繁殖する事はないでしょうが、お酒の種類を色々変えたい場合なら、香りの問題はあるかも知れません。
(どのスキットルでもそうでしょうけれど)
Posted by saltpine at 2014年07月18日 11:58
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。