2014年12月26日
ゴアテックス製品の破れを修理
先日の安達太良山で、ゴアテックス(GORE-TEX)のスパッツをアイゼンで引っ掛けて破いてしまっていた。
このスパッツだけ見ればそんなに高いものでもないが、雨具、シェルなど、ゴアテックス製品というのは総じて値段が張る。破れただけでこれを諦めるというのは、財布にも厳しいものがあるし、日本人としても、もったいない精神に反する。
そんな、破れてしまったゴアテックスを修理(修繕・リペア)してみたい。

今回、修理に使用するのは、モンベルのGORE-TEX パーマネントリペアシートだ。何と500円という破格だ。
これは、ゴアテックスで出来ている補修シートで、雨具などのゴアテックス製品の破れや穴を修理する為のアイテムだ。アイロンを使って接着する事が出来るので、簡単に修理出来てしまう。ウン万円のゴアテックス製品を500円で修理出来るのだから、本当に安いものだ。
修理のシートには、破れの表に張るものと、裏に張るものがあるそうだが、表に張るものを使って色が合わなかった時ほど悲しい事はないので、裏に張って使うこの商品がいいだろう。
使い方はこうだ。
汚れをよく落とし、修理箇所を糸で縫合する。破れや穴のサイズに合わせてシートを切り、アイロンで圧着する。たったこれだけだ。

早速やってみよう。
まずは、修理箇所を糸で縫合する。多少不恰好だったとしても、穴さえ塞がれば良い。糸は木綿でも絹でも何でも良いのではないだろうか。私は木綿でやってみた。


次にリペアシートを切り抜く。
このスパッツの場合、広い範囲で破れてしまっているので、少し大きめにシートを切った。それでも、まだリペアシートがまだまだ残っているのが嬉しい。あと、5、6回位使えそうなほど残っている。
切った後、四つ角を丸く整形しておこう。角があると、剥がれやすくなってしまうからだ。

このリペアシートを破れた箇所にあてがい、その上に当て布をして、アイロンで圧着する。当て布は、タオルの様な厚い物よりは、日本手ぬぐいの様な物の方が良いだろう。
アイロンを熱してグッと押し付ける。この時、破れた下の生地をピンと伸ばしながらアイロンを当てるようにしないと、皺になってしまうので注意しよう。
説明書には160度で20秒とある。160度がどの程度か良く解らなかったが、中温ではなかなかくっついてくれなかったので、アイロンをやや高温に熱して試した所、ピッタリと張り付いてくれた。

良し。上出来だ。
新しく買おうかと考えた事を思えば、本当にやって良かった。
(上の写真が裏、下が表)


ゴアテックスは高機能だが、結構破れ易いのが悩みの種だ。しかし高価なので、破れたからと言っておいそれとは買い直す訳にもいかない。
少しの手間と、500円のリペアシートで修理出来るのだから、是非とも修理にチャレンジしてみては如何だろうか。

このスパッツだけ見ればそんなに高いものでもないが、雨具、シェルなど、ゴアテックス製品というのは総じて値段が張る。破れただけでこれを諦めるというのは、財布にも厳しいものがあるし、日本人としても、もったいない精神に反する。
そんな、破れてしまったゴアテックスを修理(修繕・リペア)してみたい。

今回、修理に使用するのは、モンベルのGORE-TEX パーマネントリペアシートだ。何と500円という破格だ。
これは、ゴアテックスで出来ている補修シートで、雨具などのゴアテックス製品の破れや穴を修理する為のアイテムだ。アイロンを使って接着する事が出来るので、簡単に修理出来てしまう。ウン万円のゴアテックス製品を500円で修理出来るのだから、本当に安いものだ。
修理のシートには、破れの表に張るものと、裏に張るものがあるそうだが、表に張るものを使って色が合わなかった時ほど悲しい事はないので、裏に張って使うこの商品がいいだろう。
使い方はこうだ。
汚れをよく落とし、修理箇所を糸で縫合する。破れや穴のサイズに合わせてシートを切り、アイロンで圧着する。たったこれだけだ。

早速やってみよう。
まずは、修理箇所を糸で縫合する。多少不恰好だったとしても、穴さえ塞がれば良い。糸は木綿でも絹でも何でも良いのではないだろうか。私は木綿でやってみた。


次にリペアシートを切り抜く。
このスパッツの場合、広い範囲で破れてしまっているので、少し大きめにシートを切った。それでも、まだリペアシートがまだまだ残っているのが嬉しい。あと、5、6回位使えそうなほど残っている。
切った後、四つ角を丸く整形しておこう。角があると、剥がれやすくなってしまうからだ。

このリペアシートを破れた箇所にあてがい、その上に当て布をして、アイロンで圧着する。当て布は、タオルの様な厚い物よりは、日本手ぬぐいの様な物の方が良いだろう。
アイロンを熱してグッと押し付ける。この時、破れた下の生地をピンと伸ばしながらアイロンを当てるようにしないと、皺になってしまうので注意しよう。
説明書には160度で20秒とある。160度がどの程度か良く解らなかったが、中温ではなかなかくっついてくれなかったので、アイロンをやや高温に熱して試した所、ピッタリと張り付いてくれた。

良し。上出来だ。
新しく買おうかと考えた事を思えば、本当にやって良かった。
(上の写真が裏、下が表)


ゴアテックスは高機能だが、結構破れ易いのが悩みの種だ。しかし高価なので、破れたからと言っておいそれとは買い直す訳にもいかない。
少しの手間と、500円のリペアシートで修理出来るのだから、是非とも修理にチャレンジしてみては如何だろうか。

Posted by at 12:52│Comments(4)
│雑記
この記事へのコメント
こんばんは。
ゴアは高いので、諦めきれないですよねぇ~。
これ、いいですね!!
安いし簡単だし\(^o^)/
ゴアは高いので、諦めきれないですよねぇ~。
これ、いいですね!!
安いし簡単だし\(^o^)/
Posted by r_island
at 2014年12月26日 20:25

r_islandさん。こんにちはー。
ゴアテックス、ホント高いですよね。
しかもゴアテックスにも生地のランクがあって、いいヤツは更に高いですし。
でも機能を永久保証しているだけに、サービスはいいみたいです。
破れはどうにもなりませんが、撥水透湿が機能しなくなったら、ゴアテックス社にきちんと対応して貰えるそうです。
このシート、500円だし、持っていて間違いないアイテムですよー。
ゴアテックス、ホント高いですよね。
しかもゴアテックスにも生地のランクがあって、いいヤツは更に高いですし。
でも機能を永久保証しているだけに、サービスはいいみたいです。
破れはどうにもなりませんが、撥水透湿が機能しなくなったら、ゴアテックス社にきちんと対応して貰えるそうです。
このシート、500円だし、持っていて間違いないアイテムですよー。
Posted by saltpine
at 2014年12月28日 09:39

こんばんは。
美しい縫い目ですね。
大事な愛すべき道具達の補修や手入れって大好きです。キャンプや山帰りに、帰ってからの手入れを考えるといつもワクワクします。
先日テントマットに謎の焦げ跡があり、やはりリペアシートとアイロンで補修しました。私も温度で多少悩みました。
そして、室内でやってはいけないと分かりつつ撥水材をテントやらザックに塗りたくり、かなり良い気分に…
来年もマイバイブルとしてよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎え下さい。
美しい縫い目ですね。
大事な愛すべき道具達の補修や手入れって大好きです。キャンプや山帰りに、帰ってからの手入れを考えるといつもワクワクします。
先日テントマットに謎の焦げ跡があり、やはりリペアシートとアイロンで補修しました。私も温度で多少悩みました。
そして、室内でやってはいけないと分かりつつ撥水材をテントやらザックに塗りたくり、かなり良い気分に…
来年もマイバイブルとしてよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎え下さい。
Posted by ふぶき at 2014年12月30日 00:04
ふぶきさん。こんにちは。
縫い目は・・・まぁ・・・何というか・・・恥ずかしい限りです。
私は逆に、買うと満足してしまうのか、メンテがおろそかになってしまうタイプかも知れません。悪いクセです。
撥水剤って、スプレーですか?アレって、結構臭いですよねー。
私も、テントのシームコートを塗る時、外でやるのが面倒で、家の中でやっちゃいました。
外で遊ぶのはいいけれど、外で作業は面倒臭い。不思議です。
こちらこそ、来年もどうぞ宜しくお願い致しますね!
縫い目は・・・まぁ・・・何というか・・・恥ずかしい限りです。
私は逆に、買うと満足してしまうのか、メンテがおろそかになってしまうタイプかも知れません。悪いクセです。
撥水剤って、スプレーですか?アレって、結構臭いですよねー。
私も、テントのシームコートを塗る時、外でやるのが面倒で、家の中でやっちゃいました。
外で遊ぶのはいいけれど、外で作業は面倒臭い。不思議です。
こちらこそ、来年もどうぞ宜しくお願い致しますね!
Posted by saltpine
at 2014年12月30日 09:20

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