2013年12月20日
ソロキャンプデビュー 達居森と湖畔自然公園キャンプ場 20131123
11月23日にソロキャンプデビューした時の事を振り返ります。
ソロキャンプを始めるべく、10月頃から装備を揃え始めて、「これならいけるんじゃないか」と最低限の装備が整ったと思ったので、念願のソロキャンプに向かいました。
場所は、宮城県大衡村の達居森と湖畔自然公園キャンプ場で、ここは無料のキャンプ場の割には非常に評判が良く、ここを選びました。
http://www.kurokawa.miyagi-fsci.or.jp/sightseeing/oohira/oohira2.html
このキャンプ場は、私の住む仙台からも近く、1時間ちょっとで行けるのも魅力です。
この時は、キャンプ時に色々やってやろうとか、キャンプをしながら何か美味しいご飯を食べたいという事ではなくて、ソロキャンプをする事自体が目的でした。
その為、準備した食料品もインスタント食品だけでした。今思うと、非常に侘しい食料だったと思います。
宮城県の11月下旬は、そんなに寒くないとは言っても朝晩はマイナス近くまで冷え込む為、何かしらの暖をとる必要がありますが、焚き火台を購入していたので、これがあれば何とかなるだろうと考えていました。
焚き火に使用する薪は、ホームセンターで、芋煮会(宮城山形の季節の風習)用の薪を購入しました。
この時の私の主な装備
キャンプ場としても、山のふもとなので、11月下旬はキャンプをするにしてはシーズン外で殆ど人が居ないだろうと思い込んで現地へ向かった所、何と10組以上がキャンプをしている
しかも、ファミリーキャンパーの多い事多い事。
ソロキャンパーが居たので「オマエもか」とお互い目配せをする。
しかし、賑やかなちびっこたち、楽しそうなファミリーキャンパーたち・・・あぁ今回は孤独で密やかなソロキャンプは出来ないのだな、と覚悟する。
さぁ、テントを張り、焚き火の準備だ。
あっ!ペグハンマーを忘れた・・・。
そうだ。エアライズは自立式だ。なんとかなってくれないか。うわ・・・フライは4つ角を固定出来たけどサイドと入り口がベロンと情けなく垂れ下がったままだ・・・。仕方がない。今回はこのままにしよう・・・。
(この時、石でハンマーを代用すればいいというヒラメキは私にはありませんでした。)


焚き火を楽しみにしていたじゃないか。気を取り直して、焚き火を始める。
ピカピカのスノーピークの焚き火台が、いかにも初心者で恥ずかしい。丸めた新聞紙の上に周りから拾った細い枝と少し太めの枝を乗せ、火を着ける。
火が燃え上がり、細い枝から太い枝に火が移ったので、ここで薪を投入。
おぉ、薪も燃える燃える。おぉっ、すんごい燃える。
わぁー、見事な火が立ち上って・・・え?こんなに一気に燃えるの?

じわりじわりと火が立ち上り、ゆっくりと燃えるのを想像していたが、薪1本当たりの消費速度が思っていた3倍以上速い。
これは芋煮会用の薪なのだ。このスッカスカの杉は、火付きがよく、一気に燃え上がり、そして熾きになる前に燃え尽きていく・・・。
このペースだと、寝る前まで持ちそうにない。
ネガティブな事ばかり考えていて、何がソロキャンプか!
えぇい、酒を飲んで、早く寝てしまえばこっちのもんだ!
ビールをプシュッと開け、ゴブリゴブリとやる。あぁ、美味いけど、寒い。
薄暗くなってきたので、ヘッドランプで明かりを確保しよう。ヘッドランプ点灯!・・・点かない。
そうだ。電池が切れていたので、現地で交換すべく、電池を持ってきたのだった。
単4電池3本を入れ替えて、点灯!・・・点かない。
何度か電池をはめ直したり、スイッチをオンオフするものの点いてくれない。
トホホ。
別の卓上型ミニLEDランタンが2個あるので、これで凌ぐ事にする。
日が暮れて寒くなってきた。
寒い。私の下の衣服はジーンズである。ももひき(アンダーウェア)も穿いていない。
ビールをグビグビ飲み体が冷え、貧弱な服装が体温を奪っていく。
寒い為、一層薪を燃やし、薪の残量が気にかかる。
負のスパイラルである。
体を温めるには食べるしかない。
コッヘルに湯を沸かし、食べるのは日清のカップヌードル。やぁ、外で食べると、こんなものでも美味い。
だが、これでは体の内部で燃やす熱にはならない。暖かいものを食べ、一時的に温まるも、すぐ冷える。
そうだ。ウィスキーを飲もう。
雪山で遭難した時、救助犬のセントバーナードの首輪にはウィスキーがついているじゃないか。
焚き火で暖をとりながら、スキットルからウィスキーをグイとやる。確かにこれはワイルドだ。
ウィスキーを飲むと、グッと胃が熱くなる。
寒いのでグイグイやるが、困った事に特に体は温まらず、酔いだけが進行していく。
そうだ。自然を楽しむのもキャンプの醍醐味だ。
星を見る。カシオペア座が綺麗だ。あぁ、あれはすばるだ。結構見えるじゃないか。
iPhoneで星へ画面を向けると、名前等が確認出来るアプリを使い、名前や星座をじっくり確認する。これは便利だ。
晴れていて綺麗だ。星がつぶさに見える。
晴れているという事は、朝は放射冷却で寒くなる。
寒さも厳しく、薪もつきかけて来たので、入り口がベロンとなっている情けないテントに潜り込む。
エアマットとエアピローを膨らませ、シュラフを取り出す。
足が冷えて寒いのは嫌だ。11月下旬ではオーバースペックだが、ダウンのテントシューズも履く。
シュラフに入ると、酔いも回っている為、素直に眠れた。
2時、目を覚ます。
寒い。
シュラフを被っているのに、暖かくない。
ホッカイロを貼ろう。ホッカイロを腰に貼り、じっとしていたら、再び眠りに入れた。
4時半、目を覚ます。
絶望的に寒い。
特に膝が冷えて寒い。膝が冷えているという事は、足に行っている血が冷えているので、足先も冷えている。テントシューズを履いているのにも関わらず、足先が寒い。
この寒さ、根本的に何かがおかしい。
使っているシュラフはモンベルのスパイラルダウンハガー#5で、マイナス2度までなら大丈夫な筈だ。いやしかしこの寒さ、シュラフが駄目だとしか思えなかった。
後々調べると、このマイナス2度まで大丈夫、というのは限界温度であって、快適な温度はもっと高い温度との事だった。
しかも、このモンベルの出している快適温度と限界温度は当てにならないという声が多い。
いわば、夏用で寝ていたようなものだったのだ。
こうなると、もう頑張っても眠れない。
折角キャンプに来ているのに、iPhoneでの時間潰しが始まった。
トイレに行きたい。
寒いとこうなるのは当然の事だが、寒いから出たくない。
5時、限界。
テントから出ようとすると、テント内部が結構結露している事に気付く。
フライがほぼ機能していないのだから当然か。
テントから出ると、夜露が凄い。
トイレに向かい、する事をする。
テントに戻り、シュラフに入るも、もう眠れないだろう事を悟る。
5時半、日が昇るのは6時過ぎだが、撤収を決意し、準備を開始した。
温かい飲み物を飲む為に、湯を沸かす。しかし温かい飲み物はワカメスープしかない。具が邪魔である。
6時、音を立てぬよう、撤収作業をソロリソロリと行う。
6時半、撤収。
あぁ、そうだ。今日は仕事だったのだ。9時、職場。
色々と酷い目に会いましたが、これでも結構楽しめました。というかソロキャンプは最高でした。
振り返ると、経験から学べたと思えるので、大きな意味があったと思います。
11月23日~24日学んだ事:
・ソロキャンプは楽しい
・焚き火は楽しい
・ソロキャンプは人の少ない場所を選べ
・ハンマーは忘れるな
・芋煮会用の薪は使うな
・電池は事前に交換しろ
・防寒を怠るな
・エネルギーになる食事にしろ
・星を見よ
・シュラフのスペックはメーカー発表を信じるべからず
・具のない汁物を持って行け
ソロキャンプを始めるべく、10月頃から装備を揃え始めて、「これならいけるんじゃないか」と最低限の装備が整ったと思ったので、念願のソロキャンプに向かいました。
場所は、宮城県大衡村の達居森と湖畔自然公園キャンプ場で、ここは無料のキャンプ場の割には非常に評判が良く、ここを選びました。
http://www.kurokawa.miyagi-fsci.or.jp/sightseeing/oohira/oohira2.html
このキャンプ場は、私の住む仙台からも近く、1時間ちょっとで行けるのも魅力です。
この時は、キャンプ時に色々やってやろうとか、キャンプをしながら何か美味しいご飯を食べたいという事ではなくて、ソロキャンプをする事自体が目的でした。
その為、準備した食料品もインスタント食品だけでした。今思うと、非常に侘しい食料だったと思います。
宮城県の11月下旬は、そんなに寒くないとは言っても朝晩はマイナス近くまで冷え込む為、何かしらの暖をとる必要がありますが、焚き火台を購入していたので、これがあれば何とかなるだろうと考えていました。
焚き火に使用する薪は、ホームセンターで、芋煮会(宮城山形の季節の風習)用の薪を購入しました。
2013年11月23日 達居森と湖畔自然公園キャンプ場
ソロキャンプデビュー
ソロキャンプデビュー
この時の私の主な装備
服装 | 薄手のニット帽、パタゴニアの防寒着、ジーンズ |
テント | アライテント エアライズ1 |
マット | モンベル U.L.コンフォートシステム パッド150 |
シュラフ | モンベル スパイラルダウンハガー #5 |
クッカー類 | コッヘル、ストーブ、ガス、スポーク |
焚き火 | スノーピーク 焚き火台S、芋煮会用薪 |
食品 | カップヌードル、ワカメスープ、ビール、ウィスキー |
キャンプ場としても、山のふもとなので、11月下旬はキャンプをするにしてはシーズン外で殆ど人が居ないだろうと思い込んで現地へ向かった所、何と10組以上がキャンプをしている
しかも、ファミリーキャンパーの多い事多い事。
ソロキャンパーが居たので「オマエもか」とお互い目配せをする。
しかし、賑やかなちびっこたち、楽しそうなファミリーキャンパーたち・・・あぁ今回は孤独で密やかなソロキャンプは出来ないのだな、と覚悟する。
さぁ、テントを張り、焚き火の準備だ。
あっ!ペグハンマーを忘れた・・・。
そうだ。エアライズは自立式だ。なんとかなってくれないか。うわ・・・フライは4つ角を固定出来たけどサイドと入り口がベロンと情けなく垂れ下がったままだ・・・。仕方がない。今回はこのままにしよう・・・。
(この時、石でハンマーを代用すればいいというヒラメキは私にはありませんでした。)


焚き火を楽しみにしていたじゃないか。気を取り直して、焚き火を始める。
ピカピカのスノーピークの焚き火台が、いかにも初心者で恥ずかしい。丸めた新聞紙の上に周りから拾った細い枝と少し太めの枝を乗せ、火を着ける。
火が燃え上がり、細い枝から太い枝に火が移ったので、ここで薪を投入。
おぉ、薪も燃える燃える。おぉっ、すんごい燃える。
わぁー、見事な火が立ち上って・・・え?こんなに一気に燃えるの?

じわりじわりと火が立ち上り、ゆっくりと燃えるのを想像していたが、薪1本当たりの消費速度が思っていた3倍以上速い。
これは芋煮会用の薪なのだ。このスッカスカの杉は、火付きがよく、一気に燃え上がり、そして熾きになる前に燃え尽きていく・・・。
このペースだと、寝る前まで持ちそうにない。
ネガティブな事ばかり考えていて、何がソロキャンプか!
えぇい、酒を飲んで、早く寝てしまえばこっちのもんだ!
ビールをプシュッと開け、ゴブリゴブリとやる。あぁ、美味いけど、寒い。
薄暗くなってきたので、ヘッドランプで明かりを確保しよう。ヘッドランプ点灯!・・・点かない。
そうだ。電池が切れていたので、現地で交換すべく、電池を持ってきたのだった。
単4電池3本を入れ替えて、点灯!・・・点かない。
何度か電池をはめ直したり、スイッチをオンオフするものの点いてくれない。
トホホ。
別の卓上型ミニLEDランタンが2個あるので、これで凌ぐ事にする。
日が暮れて寒くなってきた。
寒い。私の下の衣服はジーンズである。ももひき(アンダーウェア)も穿いていない。
ビールをグビグビ飲み体が冷え、貧弱な服装が体温を奪っていく。
寒い為、一層薪を燃やし、薪の残量が気にかかる。
負のスパイラルである。
体を温めるには食べるしかない。
コッヘルに湯を沸かし、食べるのは日清のカップヌードル。やぁ、外で食べると、こんなものでも美味い。
だが、これでは体の内部で燃やす熱にはならない。暖かいものを食べ、一時的に温まるも、すぐ冷える。
そうだ。ウィスキーを飲もう。
雪山で遭難した時、救助犬のセントバーナードの首輪にはウィスキーがついているじゃないか。
焚き火で暖をとりながら、スキットルからウィスキーをグイとやる。確かにこれはワイルドだ。
ウィスキーを飲むと、グッと胃が熱くなる。
寒いのでグイグイやるが、困った事に特に体は温まらず、酔いだけが進行していく。
そうだ。自然を楽しむのもキャンプの醍醐味だ。
星を見る。カシオペア座が綺麗だ。あぁ、あれはすばるだ。結構見えるじゃないか。
iPhoneで星へ画面を向けると、名前等が確認出来るアプリを使い、名前や星座をじっくり確認する。これは便利だ。
晴れていて綺麗だ。星がつぶさに見える。
晴れているという事は、朝は放射冷却で寒くなる。
寒さも厳しく、薪もつきかけて来たので、入り口がベロンとなっている情けないテントに潜り込む。
エアマットとエアピローを膨らませ、シュラフを取り出す。
足が冷えて寒いのは嫌だ。11月下旬ではオーバースペックだが、ダウンのテントシューズも履く。
シュラフに入ると、酔いも回っている為、素直に眠れた。
2時、目を覚ます。
寒い。
シュラフを被っているのに、暖かくない。
ホッカイロを貼ろう。ホッカイロを腰に貼り、じっとしていたら、再び眠りに入れた。
4時半、目を覚ます。
絶望的に寒い。
特に膝が冷えて寒い。膝が冷えているという事は、足に行っている血が冷えているので、足先も冷えている。テントシューズを履いているのにも関わらず、足先が寒い。
この寒さ、根本的に何かがおかしい。
使っているシュラフはモンベルのスパイラルダウンハガー#5で、マイナス2度までなら大丈夫な筈だ。いやしかしこの寒さ、シュラフが駄目だとしか思えなかった。
後々調べると、このマイナス2度まで大丈夫、というのは限界温度であって、快適な温度はもっと高い温度との事だった。
しかも、このモンベルの出している快適温度と限界温度は当てにならないという声が多い。
いわば、夏用で寝ていたようなものだったのだ。
こうなると、もう頑張っても眠れない。
折角キャンプに来ているのに、iPhoneでの時間潰しが始まった。
トイレに行きたい。
寒いとこうなるのは当然の事だが、寒いから出たくない。
5時、限界。
テントから出ようとすると、テント内部が結構結露している事に気付く。
フライがほぼ機能していないのだから当然か。
テントから出ると、夜露が凄い。
トイレに向かい、する事をする。
テントに戻り、シュラフに入るも、もう眠れないだろう事を悟る。
5時半、日が昇るのは6時過ぎだが、撤収を決意し、準備を開始した。
温かい飲み物を飲む為に、湯を沸かす。しかし温かい飲み物はワカメスープしかない。具が邪魔である。
6時、音を立てぬよう、撤収作業をソロリソロリと行う。
6時半、撤収。
あぁ、そうだ。今日は仕事だったのだ。9時、職場。
色々と酷い目に会いましたが、これでも結構楽しめました。というかソロキャンプは最高でした。
振り返ると、経験から学べたと思えるので、大きな意味があったと思います。
11月23日~24日学んだ事:
・ソロキャンプは楽しい
・焚き火は楽しい
・ソロキャンプは人の少ない場所を選べ
・ハンマーは忘れるな
・芋煮会用の薪は使うな
・電池は事前に交換しろ
・防寒を怠るな
・エネルギーになる食事にしろ
・星を見よ
・シュラフのスペックはメーカー発表を信じるべからず
・具のない汁物を持って行け
Posted by at 23:43│Comments(2)
│ソロキャンプ
この記事へのコメント
はじめまして。
ソロキャンプなら、
対岸の林の中か
ダム入り口からすこし入ったところに
いいスペースがありますよ。
混んでる時はそこでソロキャンプしています。
これから積雪が多くなりますので
車を入り口に置いてバックパックだけで
サイトまで行くのも面白いですよ。
僕もよくそのキャンプ場に行くので
お会いできたらよろしくお願いします。
ソロキャンプなら、
対岸の林の中か
ダム入り口からすこし入ったところに
いいスペースがありますよ。
混んでる時はそこでソロキャンプしています。
これから積雪が多くなりますので
車を入り口に置いてバックパックだけで
サイトまで行くのも面白いですよ。
僕もよくそのキャンプ場に行くので
お会いできたらよろしくお願いします。
Posted by ota80g
at 2013年12月21日 00:12

ota80gさん
はじめまして。こんにちは。
対岸でも出来るんですね!
無料で気軽に行きやすい場所ですので、また行ってみますね!
はじめまして。こんにちは。
対岸でも出来るんですね!
無料で気軽に行きやすい場所ですので、また行ってみますね!
Posted by saltpine
at 2013年12月22日 10:09

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